【現地レポート】マビゴリの集会 in 滝壺【マビ劇!ユザイベ部!!】

突然ですが、みなさんは『地獄』を経験したことはありますか?

 

僕はありません。なぜなら、まだ死んでないからです。

 

もちろん、多くの場合は苦しいときの『例え』として使われていることも知っています。

バカとはいえ、そこまでアホではありません。

 

しかし、実際にこの目で見たわけではないので、どうしても抽象的なイメージとしてしか捉えることが出来ませんでした。

 

 

………

 

 

…今なら少しわかる気がします。

 

 

マジで地獄だった…と。

 

今回はタルラークサーバーの地獄のようなイベントについてのレビュー記事を書いていこうと思います。

 

(マビ劇広報部)

 

マビゴリの集い in 滝壺

 

イベント内容はシンプルに『60分のあいだウホッしか喋れないよ』というもの。

 

 

それだけです。

 

 

 

ほんと…なんというか…

 

『小学生並にまっすぐな内容』なんですよね。

15分ぐらいの『ちょっとした休み時間』に、クラスメイトとノリで遊ぶようなレベルです。

 

それでも、団長のキラキラした眼差しに、疑いの様子はありませんでした。

 

 

『goサインを出した上層部マジキチ(ほめ言葉)』

 

全くその通りでございます。

 

 

なぜ5分で限界が来るようなものを、12倍の尺にしてしまったのでしょうか。

 

僕には正気とは思えません。

 

いつもラリっているような人間は、こんなときに正常かどうかの判断ができないのが、ややこしいところです。

 

不安の中スタートしたマビゴリの集会

 

『不安しかない中』地獄のようなイベントが幕をあけます。

 

※スタートの瞬間を記録していただいたTweetをお借りしておりますm(_ _)m ありがとうございますm(_ _)m

 

 

――21:59

 

今日なにたべた~?

ケンタッキー!

鍋~!!

 

そうなんだ~! おいしそ~!!

 

 

 

 

――22:00

 

 

…………

……

 

 

 

ウホホホホホホホホホホwwww(ドンドン!←スキルで暴れる音)

 

ううううううううううwwwwっううううううううううううううううwwww

 

ウホッウホッ!!wwwww ウホホホホ!!!!wwwwww

ほほうwwwwほほほうwwwwwwwwwwwwww

 

 

………………

 

 

 

 

 

――22:05

 

 

 

 

 

(あかん…)

 

 

 

(これ最後までもつんやろか)

 

 

 

………………

 

 

 

――22:10

 

 

 

………………

 

 

 

オエッ…

 

はぁ…はぁ…

 

 

………………

 

 

 

 

なんというか、苦しかった!!

 

 

「つまらない」とか、そういう意味じゃないんです。

 

むしろ楽しかった。

 

 

しかしながら、僕は楽しいけれど、他の人はそうとも限らない。

 

自分が面白いからといって、周りの人間全てが共感してくれるのであれば、

こんなにも世の中が『争いだらけ』のはずがない。

 

なにより互いの気持ちを確かめようにも、

ゴリラ同士言葉が通じない。

 

 

例えるなら、

『楽しい!! 今が一番輝いてる!!!』という男性ミュージシャンの気持ちと、

『場がシラけないようになんとかしなきゃ!』と、空気を読んでばかりいるOL女子の気持ちが、

答えにたどり着くことなく、複雑な迷路の中で混ざり合ってしまった感情でしょうか。

 

 

 

普段は交わることのない2つの要素が『まるで付き合いたての恋人同士』のように『いちゃいちゃ♡』と離れようとしなかったのです。緊急脱出ボムよろしく。

 

 

また、人は先のことを考えれば考えるほど不安になってしまう生き物のようです。

たった10分の時間ですら『部活で監督にぶち切れられて許可が出るまで走り続けろと言われたとき』のような錯覚に陥ってしまうほど。

 

 

ゴールが見えないって、辛いですよね。

 

無限ループって、怖いですよね。

 

永遠に『ウホウホしなければいけない状況』って、本当に恐ろしいですよね。

 

 

 

現れた救世主

 

『苦しい』

『神様…僕に空気を…ください…』

 

 

 

人生とは本当に不思議なものです。

 

平凡な生活を変えるのに、多くの時間は必要ありません。

私達が持つべきなのは『覚悟と運』でしょうか。

 

 

『あのときの僕は運が良かった』

 

 

心の不安を一撃で吹き飛ばす救世主が現れたのです。

そう、まさにジャイアントフルスイングの如く。

 

 

 

キュイイイイイン!!!(チャージ音)

 

 

ブゥウウウウウン!!!!(スイングの音)

 

 

 

焚き火。

 

 

マビノギの世界では『キャンプファイア』と呼ばれるものです。

 

 

なんだろう…あったかいな…

あれ…目から鼻水が…

 

※このように元凶になったアホ団長もなにかほざいております。

 

 

 

ほんとね、ギリギリまで呼吸を止めて、

 

『もう無理…! 限界!!』

 

と思ったタイミングで、一気に開放された感覚ですね。

 

 

いやガチで。

 

 

力を入れずとも空気が肺に流れ込み、全身の血液という運送屋を経由し、脳に到達したときの新世界、脳内麻薬。

 

世の中の全ての景色が

『過去に僕が見てきたのは70年代のモノクロ写真集だったんだな』

なんて錯覚してしまうほど、美しく輝いて見えたのです。

 

 

『ああ、マビノギってこんなにステキだったんだ』

 

 

苦しんだ時期があるからこそ、楽しい時が宝石のように光り輝くとも言うべきでしょうか。

 

あのときの『焚き火』には、それぐらいの『緊張と緩和』のギャップが存在したと断言できます。

 

アドリブで焚き火を置いてくれた参加者様には、この場を借りてお礼申し上げたいところです。

信じられないかもしれませんが、スタッフ同士では『焚き火を設置しよう』なんてやり取りは一切なかったのです。

 

あなたがいなかったら本当に死んでた。間違いなく。

 

 

そして最後は…

 

 

その先は一瞬でした。

 

 

 

 

 

 

 

この時、僕は『先程の結論』が早々に間違いであることに気がついてしまったのです。

 

 

 

 

『暖かいのは焚き火じゃなかったんだ』

 

『マビノギというゲームに存在するミレシアン全てが、焚き火のように『あたたかい』存在なんだ』

 

 

 

 

一つの焚き木では燃え続けることは難しい。

 

 

 

 

みんなが『あたたかい存在』だからこそ、永遠に輝き続けることができる。

 

 

 

 

そう、16年以上も続いてきた、このゲームのように。

 

 

 

 

僕にはそう思えてならないのです。

客観的に見たらみんなウホウホしてましたけど。

 

 

 

『マビノギユーザーの優しさ』に触れた『天国』のような50分間。

 

 

…失礼、まだ地獄をみるには早すぎたようです。

 

 

不安だらけの企画に、参加してくださった皆様には感謝の言葉もございません。

 

今後も『マビ劇!ユザイベ部!!』は、定期的にユーザーイベントを開催予定ですので、もしよろしければまた一緒に遊んでくださいね。

嘘偽り無く、最高のユーザーが集った空間でした!

 

また、素敵なユーザーさん達から『#マビゴリの集会』タグに感想を頂いておりますので、スタッフの皆様もよろしければ「いいね」をお願いいたしますm(_ _)m

 

 

 

 

PS:

最後に、今回のようなイベントを企画してくださった団長に、僕からのメッセージを贈りたいと思います。

 

 

 

 

 

もう少し考えろ

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