今回は「星ノ助の妻」と「見張り番」役を演じる「桜木痲屡」さんにインタビューしてみました。前回は「たぬき組」で主役を見事に演じ、今回のあひる組では準主役となりました。雑草集団から順調に成り上がってきた人なので、これまでとは違った目線からの意見が聞けそうです。というわけで、今回は「前回の演劇」を中心にインタビューしてみました。
記者・康子
そらまめ劇団の形だけの団長を務める人物。日頃から「マビノギの限界」にチャレンジしようと頑張っているが、空回りすることも多い残念な人物。最近では演劇や映画などに力を入れている。元々はニコニコ動画に投稿していた「孤独なエルフがエリンの世界を旅する」という動画から、現在のそらまめ劇団に派生した。
武器をロストしていた初心者時代
――マビノギを始めたきっかけを教えてください。
記憶が定かではないのですが、確か学生時代に友達に誘われたのがきっかけですね。もう9年も前のことなので…。
――もう9年目になるんですね! 9年前の初心者時代の思い出を教えてください!
沢山ありますので、どれを話したらいいのやら迷っちゃいます・・・f^_^; まぁ楽しい思いでもあれば苦い思いでも。
――いっぱいあるのが羨ましいw 最初に思い浮かんだものが気になります!
誘っていただいたフレからレアカラーのグラディウスを2本頂いたのですが、当時は、戦闘不能になった時に装備品をドロップする時代でしたので、それを落としてしまったのです。
――はい
そこで、エヴァンさんの所で落としたアイテムをお金使って引き取ろうとしたのですが、間違えて破棄を押してしまった苦い思い出ですね。
――あーw 戦闘不能になったら武器が落ちた時代があった気がしますね! 凄く懐かしい気持ちになりましたwww
他にもあります。影世界に行った時の事です、タルティーンの何のクエだったかまでは覚えてないのですが、そこでも戦闘不能になりまして、当時それなりの価値のあったミニ浴衣をドロップしてしまい、仲間に復活させてもらったのですが、やはり初心者だった私は、拾う間もなくまた戦闘不能になってしまいまして…。
――まさか…?
その後ミニ浴衣は然消滅しました・・・
――また消滅…。初心者にとっては悪魔のようなシステムでしたね…w
得意な戦闘スタイルは魔法と音楽
――普段はどんなことをしていますか?
APがある時は修練ですかね? あと、演奏が好きなので演奏したりしてます
――戦闘や生産はあまりしない方ですか?
いえいえ、そんなことは無いのですよ。戦闘は、誘われたら行きますし。生産に関しては、今育てる前のキャラがALL1ですね 流石に、生産成功率や、品質が上がらないマスタイは取りません。因みに生産と言うより、Luckをがん上げして採取するのが好きですね。
――そうだったんですねー。あくまでもrack目的と! ちなみに、得意な戦闘スタイルや、好きなスキルはありますか?
得意な戦闘スタイルは、最近では魔法ですかね。あと音楽バフも高めですかね。
――ちなみに何パーセントくらいあがるんですか…? 戦場の序曲とかが凄いことになるのでは?
私の場合、素晴らしい演奏特化なのですが、まだ装備も以前のキャラから完全に移せて来てなかったり、まだ伸びしろがあるのですが、序曲だと素晴らしい演奏が引ければ48.31%、神がかったが引ければ51.48%出ますね。ただ普通の演奏は39.6%なので目も当てられない状態です。
――51・8%www 想像ができないww
ちなみに演奏バフは序曲だけではなく場合によってはヴィヴァーチェも使いますね
――攻撃速度が速くなるスキルでしたっけ? 上級者向けなイメージがありますねー。
はい、PTなのでは使い勝手が悪いのですが、ファイアボルトの詠唱速度がかなり上がるんですよ。私の場合装備が揃ってないのでまだまだですが、普通の演奏34%、素晴らしい演奏41.48%、神がかった演奏44.2%詠唱速度が上がりますね。
――普段は一緒に戦闘をしなかったから知らなかったのですが、かなりの実力者だったんですね!w
感情移入しやすいので演じていて恥ずかしくなりました
――前回「たぬき組」として初めて演技をしてみたわけですが、その時の感想を教えてください!※たぬき組とは、録画メインで演劇を公開する組のこと。
性格のせいなのか、好みのせいなのか、私は感情移入しやすいんですよね。キャラに成り切るとは少し違うのですが、やはりあのお姫様が恥ずかしいと感じるように、私も内心少しこれをやるのかぁと、少し恥ずかしい気持ちになりましたね。
――凄いことじゃないですか! その役になりきるみたいな…。演技の方は実際にやってみてどうでしたか?
演技のほうですが、あとあと動画を見たりして、自分なりに頑張ったのですがやはり、細かいミスまでは行かない程度の事が色々気になったりはしましたね。
――あるある…その時その瞬間は「いけた!」と思ってても、後から見返してみたら「なんじゃこりゃー」というのは現実世界でもありますよね(
セリフをだすタイミングや、エモーションの順番に気を付けています
――演技をするときに意識していることを教えてください。
色々ありますね。例えば、セリフを出すタイミングでしょうか。セリフが連続する場面では、早すぎると見てる方が読む前に次のセリフになりますし、遅すぎるとテンポが悪くなり、違和感が生まれたりします。
――た、たしかに。
あとはセリフに合わせるエモーションにも気を遣っています。エモーションをしてからセリフを出すのか、セリフを出してからエモーションを出すのかとか時々迷うと気があったりしますね。
――確かに順番は大事ですよね。それだけでも印象がガラっと変わりそうです。ちなみに、演技の中で、お客さんに観てもらいたいポイントはありますか?
やはり全てを見ていただきたいという気持ちはありますが、2つに絞るとすると大道具や、小物などの細かいところですね。確かに演技に見入ってしまいなかなか、目に留まりにくい部分ではありますが、その時その時の的確な動きを連携して動けるあたり、目立たない物のとても凄いと思います。まさに縁の下の力持ちですね。あとは、主役である「おる子」の気持ちを考えながら観ていただきたい作品だと思います。このシーンでおる子は、どんな事を思いながらセリフを発したのだろうとか、感情移入してみていただけると、お客様の中でより一層良い作品になると思います。
――では、最後に一言お願いします!
これと言って最後に一言と言っても特に無いのですが、お盆のお忙しい中見に来て頂けるお客様に感謝の限りです。長めの演劇となっておりますので、部屋を涼しくして、熱中症に気をつけて飲み物を用意して、ハンカチを手元に見ていただけると嬉しいです。
――熱中症には十分に気を付けながら観て頂ければなと思います!
マビノギで新しい遊び、演劇、映画、音楽、マビノベルの研究その他…。マビノギの可能性は無限大と信じて、日頃から戦闘以外の様々なことにチャレンジし続ける、よくわからない集団です。「マビ相撲大会」「早撃ち大会」「レース」「TRPG」「絵チャット伝言ゲーム」「非公式CM作成」「マビ野球」「サイレント映画」などなど、様々なイベントを企画、運営したりしています。とにかく「面白そうなモノ」を見つけては、勢いで始めてみたりしてます。
コメントを残す